百笑米の収穫祭
この9月は全国的に低温・雨がちな気候で、米の刈り取りも各所で1週間から10日は遅れていると聞く。エコマルで扱っている百笑米の大嶋さんのところ(茨城県)でも、やはり遅れ気味。収穫祭に向けて、雨ばかりで、いったい米が刈り取れるのかとの不安もあった。
が、当日9月17日は幸いなことに天気に恵まれた。行いがいいのか、強力な晴れ女が来てくれたからなのか。
今回は日本オーガニック検査員協会による企画、「大嶋農産での収穫作業の体験研修会」に、参加というカタチで、我々エコマル夫妻も行ってきた。
到着すると、大嶋さんのお母さん、何やら包丁を持って、丸ごとのしめたての鶏をさばいているではありませんか。「みんなに旨い唐揚げを作るのよ」と、たくましい!この5月に田植えのお手伝いに来たときも、やって頂きました。あ~美味しそう&合掌。大嶋さんのところは、ブロイラーも飼っており、おばあちゃんはしめたての鶏以外食べたことがないそうです。
さて、参加者約20人が集まり、午前11時頃田んぼに移動。
今回は赤米の田んぼ約5アールを皆で鎌を使って手刈りをし、機械で脱穀するまでを体験。「こうやって刈るんだよ~」と、筑波山を背にする大嶋さん。
ザクザクと刈っていくのは、結構気持ちがいいもんです。皆、黙々と作業し、自分の刈った跡を振り返り、ニヤリと笑みを浮かべます。
お子ちゃまでも、運転?できちゃう自走式のハーベスターという機械。これに刈った稲を入れて、脱穀をします。
皆が注目している奥の大きい機械はお米の乾燥機。脱穀した籾をこの機械で乾燥させます。オーガニック検査員協会の企画でもあるので、乾燥機を使う段階で、有機の米が他の物と混じらないように、どう管理・清掃しているかなどの有機認証の検査の際のポイントもしっかりと勉強しました。
ちなみに大嶋さんのところはアファス認証センターという認定機関から有機認証を取得しています。
さて、さすがに腹も減った午後2時。待望のお昼ご飯。
じゃーん。ミルキークインという甘いモチモチした品種を使った、新米のおにぎり。件の鶏たちの唐揚げ、自家製味噌の具だくさんけんちん汁などなど、本当に美味しかった。ごちそうさまでした。私はおにぎり7個は食べましたな。
大嶋家の皆さま本当にありがとうございました! 来年はちゃんと田の草取りにも行きますね。
あ、エコマル店頭では大嶋さんの新米、もちろん置いています。詳しくは、エコマル通信をご覧下さい。ブログのカテゴリー「エコマル通信」の9月号3ページ目です。
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コメント
刈るだけでなく、脱穀も体験したんですね。手や腰は痛くなりませんでしたか?
美味しい新米おにぎりが、真ん中にキラッと写ってますね!美味しそうです。収穫体験した後だから、美味しさ倍増!7コ食べたのは納得です。
投稿: LANDY | 2006年9月20日 (水) 23時56分
若い衆もたくさんいたので、作業はほどよく力を抜きながら、しかし、メシを食べる時だけ力入れてました。
投稿: エコマル夫 | 2006年9月21日 (木) 23時44分