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2007年9月24日 (月)

映画「水になった村」

8月に勢いで前売りを買ったまま、ずっと機を逸していたが、ようやく今日行って観てきた。

場所はポレポレ東中野。エコマルから一番近い映画館。

映画は「水になった村」。

8月、この映画を観て、劇場からでてきた友人は目頭を赤くはらし、ついで「腹が減った」と言った。どうやらこの映画は心の琴線に触れつつ、腹の虫も刺激する映画のようだった。

で、今日、かくいう私も目頭が熱くなりつつ、微妙に腹も減った感じで劇場を後にしたのであった。

「水になった村」のあらすじは下記参照(WEBから引用)

「1957年、岐阜県徳山村にダム建設の話が広まった。
総貯水量6億6千万立方メートル、日本最大のダムだ。
当時徳山村の住民は、約1600人。
みな次々に近隣の街につくられた移転地へと引っ越していった。
それでも、何家族かの老人たちが、村が沈んでしまうまでできる限り暮らし続けたい、と、街から戻って来た。
写真家の大西暢夫が初めて村を訪ねたのは今から15年前のこと。
だれもいないと思っていた集落に家があることに驚いた。
以来、ジジババたちの暮らしに魅せられ、東京から徳山村まで片道500キロ、バイクで高速道は使わず山道を走り抜けて 何度も何度も通った。
そしてその村でジジババたちは大西を「兄ちゃん」と呼び,共にたくさん食べ、いっぱい笑った。
村には季節ごとに土地で採れるものを大切にする、暮らしの知恵や技がある。食卓にはいつも食べきれないほど大盛りのごはんが並び、山はジジババたちの笑い声に満ちている。
2006年秋、いよいよ工事が終わり、水がたまり始めた。
もう誰も、村に帰ることはできない。
ジジババたちの変わりゆく暮らしに寄り添った15年間の記録。」

50年前にダム建設が計画された時は、高度経済成長で電力も水も不足していたろうが、現在は基本的にはどちらも足りている。でも、計画して予算つけて、走り始めたらもう止まらない、公共工事の数々。全国いたるところであるようですが。

その暴走の下敷きになっていく人々、土地。

日本の古きよき部分が、知らないところでどんどんどんどんなくなっていく。

根本の魂や心の部分も希薄になっていくようで、なんとも哀しい。

スクリーンに映る、健気に土地を愛するじいちゃんばあちゃん、豊かな山・川を見ていると、なんとも微笑ましくも、哀しくもなった。

いい映画だったと思います。ストーリー云々でなく、淡々と、しみじみと心に訴えてくる映像なので、ふと気になった方はぜひ見てみることをおすすめします。

しかし

「美しい国」とか何とか言ってた人が、非常に美しくない去り際をするという、いかにもお上は信用なりません。

地方でもどこでもまだまだ美しいところはいっぱいある。個々人が縁のある、そんな土地を大事にしていけばまだまだ間に合うのではないでしょうかね。

店長

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