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2008年1月10日 (木)

笹、どうぞ、「癒しの羊羹」でござい

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「癒しの羊羹」ってあり!?

と、、まず突っ込まれそうなので、その理由を

この羊羹を始めて食べたとき。まず「おっぉ~」っと驚き、次に「じんわり~」と癒されました。

一口食してみると今まで食べてきた羊羹とは全く別もの。

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この断片。

あえて、皮を残したほっこりとした滋味な味わいは、小豆の旨味が口の中いっぱいに広がるおいしさ。小豆の栄養を体中に行き渡らしてくれそうな気さえします。
有名どころの羊羹のようにツルリとした鏡のようなものではなく、「小豆を固めました!」という素朴さは好き嫌いがあるかもしれません。

びっしりと小豆が入ったこの羊羹はまるで小豆で作ったエナジーバー。薄くスライスして頂くと元気になり、ほどよい甘さが緊張を解いてくれる、そんな羊羹なのです。

<幻の銀手亡豆の羊羹もあります>
この小豆の羊羹の他に、もう一種類『幻の豆』と言われる『銀手亡』で作った白い羊羹もございます。

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なぜ「幻」かというと、銀手亡は蔓が四方八方に伸びるがゆえに、機械での作業が非常に困難で人力によらねばならぬ品種。

省力化の昨今、作り手がいなくなり、今では栽培しているのは世界でもごくごく数人。そんな銀手亡を惜しみなく使ったこの羊羹は、はっきり言って、超幻の逸品です。

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やはり、このザラついた断面。ぜ、贅沢すぎますっ!

銀手亡はインゲン豆の種類なので小豆より旨味が強く、甘さもすっきりとした味わい。ぜひこちらもお試し下さい。

Photo

ご自宅用に、ほんの一切れを毎日楽しむのにおすすめですし、またお土産に、お見舞いに、元気をつけてほしい方に差し上げるのに最高のスイーツです。                    「癒しの羊羹」小豆・銀手亡豆 各¥1750

<この羊羹を育む人と土地>

さて、このすばらしい豆を使って、おいしい羊羹を作ってくださるのが、北海道斜里郡清里町の緑というところでお菓子の工房をやっている金兵さんご夫妻。

「水が美味しいところ、かつ辺境」と選んだこの「緑」という地は、あの霧の摩周湖から北に20キロほどのところ。実は昨夏訪問させていただき、都会生活にどっぷりの我々にとっては、最上の素敵な時間を過ごしてきました。 

    
なぜ素敵な時間だったかというと、彼らの生活には電気、水道、ガスがなかったからです。
発電機とガスボンベは必要なときに最低限使いますが、エネルギーは基本的に自前。
井戸で汲む水のおいしさ、電気の音が一切しない静かな時の流れ、太陽のリズムで生きる生活。なんとも自然との一体感を感じずにはいられない心地よさを肌で感じました(今はたいそう寒いと思われますが、、、)。

奥さんの美絵子さんはずっと洋菓子作りを生業にしてきた方で、和菓子は初めての取り組みでしたが、ヒデさんの豆を活かすようにと、シンプルに「羊羹」にしたそうです。小豆と砂糖と寒天という単純な素材と、「緑」のおいしい水とゆったりとした時間と空間、そして金兵さんの手に、この羊羹のおいしさの秘密が隠されていそうです。

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