出雲紀行 ~木次乳業の日登牧場
この3月15、16日と島根県の出雲方面に行ってきました。
すでに1ヶ月半が経過、、、しましたが、これはお蔵入りさせちゃダメと思い、「出雲紀行」と題し、数回に分けて書かせてもらいます。
今回の旅の2大目的は「木次乳業」さんと「井上醤油店」さんを訪れること。
順不同ですが、まずは木次乳業さんの自家牧場である、「日登牧場」に連れてってもらったことを書きましょうか。
エコマル通信4月号に取り上げた「木次乳業」さん。紙面ではお届けできなかったことを写真とともにご紹介いたします。
こちらは木次乳業直営の「日登牧場」。日中はご覧の通り牛舎は空っぽ。
残っているのは出産間近の乳牛だけ。風と光の抜ける気持ちのいい牛舎です。こんなに匂わない牛舎は初めてです。
「今日は天気がいいから上の方まで行っちゃったみたい」
営業の加納さんにご案内いただき、牛と同じ道を通って 牛の捜索にレッツゴー。
だんだん傾斜が強くなってきます。
牛はへっちゃらだけど、人間にはちとキツイ。
こういう山地で放牧することを「山地酪農」といいます。
ホルスタイン種ではこの傾斜を登るのは難しく、ここではブラウンスイス種が飼育されています。日中は放牧され山の草を食べて、終日日向ぼっこしたり、遊んだり、ぼーっとしたりしています。
あっ、いた! こっち見てる。
「何よ~あんたたち~」「ヨソものみたいよ」
牛と店長
「あたしもなでてぇ~」牛にモテモテ。(メスだからね)
木次の営業の加納さん。靴をどろんこにして、頂上まで案内してくれました。ありがとうございます。
しかしこんな可愛い大きい牛たちと触れ合える、旭山動物園に行かなくても満足だ。
ちょっと待ってよ~
牛は続くよ~どこまでも~。ホルスタインに比べて好奇心が強く足腰も強いので、どんなところも行ってしまうという特性あり。
はい、あんたたちはここまで。ごはんの時間と勘違いしておっかけてきたのかな?
ごはんはまだおあずけ。また夕方迎えに来るってさ。
無事に牛の大群から脱出。牛舎に帰ります。
あの、あたしお腹減ってるんだけど、妊娠中なんで。
通常の餌はこちらの干草。
こちらが穀物をブレンドした飼料。あげるのは乳搾りのときだけ。
なぜなら、この飼料は牛にとって大ご馳走。これを与えると、とにかく食べるのに夢中で、おとなしくなるので乳搾りがしやすくなるからだって。
なんか、どっかで聞いたような話。牛もヒトもおんなじだ。
この「日登牧場」限定の牛乳が「ブラウンスイス牛乳」1000ml¥378 500ml¥200になります。
写真の右から2本目、青いパッケージの方です。ノンホモジナイズなので、上部にクリームが浮いてます(このクリームがおいしい)。
「あたしたちのお乳よ~」「おいしいのよ~」とブラウンスイスの花子(仮称)がパッケージ上で訴えています。
右から3本目の黄色と赤のパッケージの「木次パスチャライズ牛乳」は近隣の農家さんから集まったホルスタイン種の牛乳。
こちらはホモジナイスしてますのでクリームが分離せず、均等に行き渡っているのでこちらの方が濃厚に感じるかもしれません。お好みでどうぞ。
ごっつあんでした。
by店長&あっこ
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