仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト
昨日は天然住宅BANKのミーティングに参加してきました。
天然住宅BANKは非営利の銀行です。
体や地球にやさしい家づくり、木造の家づくりの推進によって日本の林産地の復興を促したりと、主に「住」の部分への融資や調査、コーディネートをしています。
ま、詳しくは彼らのWEBサイトを見た方がいいですね。
で、そのBANKミーティングは外へも開かれていて、誰でも無料で参加可能。
天然住宅さんともご縁があることもあり、前から参加の機会をうかがっていました。
今回のミーティングのメインテーマは
震災に伴い、72000戸の仮設住宅が必要。冬が来る前になんとかしないといけない。
政府も躍起になっているが、そこで建てられるのはおそらくプレハブ(ちゃんと調べていないですが)。
多分一般的なプレハブはよくあるスーパーハウスみたいなもので、外壁は鉄板で中は石膏ボードとかになるんでしょうかね。
大手ゼネコンが一手に引き受け、作業員にしろ材料にしろ、地元にお金が落ちにくいようになるという。
しかしこの「仮設じゃない「復興住宅」プロジェクト」で作る住宅は、宮城の材を使い、地元の工務店が現場作業を行う。
さらに仮設じゃないゆえんは、板倉作りという伝統工法で組んでいくために、あとでバラして再度組み上げることができるという優れもの。
居住性がよく、体にも、地元にもいいこの住宅。
BANKではこれから4億5千万の出資や寄付を募り、冬が来る前に100戸作るのが目標。
今回のミーティングではこれをいかに迅速に実行に移すか、非常に濃い内容が話された。
BANK側の方と、他の参加者合わせて14人。
BANK理事長の今最も多忙をきわめる、田中優さんも遅れて出席。当日も横浜の講演を終えて、駆けつけた。
田中優さんの講演会はYOUTUBEやUSTREAMでがっつり見させていただいている。時の人が目の前にいるというのは、刺激を受ける。
田中さんからも他の方からも、一級の情報が飛び交う。
おれここにいていいんかいな? こんな大事な話聞いちゃって?
と思ったが、これもご縁。
このプロジェクトに対して何ができるか、しっかり見据えていきたいと思ってます。
by店長
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コメント
店長、あっこちゃん、ふたりにできることきっとある。
わたしにだって。
きちょうな体験のシェア感謝!
投稿: リツコ | 2011年4月26日 (火) 10時51分
やれることやろう!
それぞれがピンときたことやろう!
投稿: エコマル店長 | 2011年4月27日 (水) 15時59分