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2011年8月16日 (火)

小公子でワイン作り①

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大分県・安心院のブドウ農家「プーの丘」の山下さんに電話したところ、

「小公子がもうすぐ終わっちゃうよ~」

うわ!ぎりぎりセ~フ。早速この月曜着で10kgばかり送っていただいた。

小公子は山葡萄の交配品種で糖度が高く、色素も強く、野性味あふれる赤ワインを作るにはうってつけ。昨年は2kgほど送ってもらって、仕込んだところ、なかなか美味しい赤ワインができた。

今年は10kg仕込んじゃう♪

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力強そうなボディ。口に含むと、かなり甘い。それでも今年は糖度が低めのようだ。山下さんによると、去年は24度くらいだったが、今年は21度そこそことのこと。あんまり低いと補糖といって、砂糖を使って人工的に糖度をあげる必要があるらしいが、ま何とかなるっしょ。

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まずブドウ粒をすべて枝からはずす。もちろん手作業で10kgを一人ではずすのは、結構時間がかかった。来年は誰かに手伝ってもらおう。

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で、はずしたら大きな容器の中で、ひたすら手でつぶす。一気10kgとか投入すると、非常に作業性が悪くなるので2kgくらいずつ小分けにしてつぶす。これもひたすらの作業。

ちなみに、決して白いTシャツを着てやってはいけません。

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すでに泡が出て、ぷちぷち言いはじめている♪

今回は枝から外すと、9.5kgのブドウ粒があった。その内、試しに3.5kg分だけ70gの白砂糖で補糖してみた。味にどう違いが出るのかの実験。

ちなみに酵母とかは特に何もやってません。ぶどうを洗っていないので、ぶどうに付いている野生の酵母が生かせるようです。去年はそうでした。

さ、これから1週間くらいの間、毎日手でかきまぜて発酵を促します。

俺はいつからこういうことが好きになったのか?

今週はぬか床も一から作ってみる予定。

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小公子に入っていた1枚の紙。

ロマンチストな山下さんです。

by店長

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