「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」というNPO法人がある。
この団体はチェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本に招待し転地療養させることによって健康回復をはかる“保養里親運動”をはじめ、被災地に対して様々な救援活動を行なっている 、民間ボランティア団体で、平成4年から活動を始め、以後約18年ほどの間に、650人くらいのベラルーシ共和国の子どもたちの保養受け入れ体制・実績を持っている。
ご興味ある方は、かけはしのWEBをご確認ください。
そもそもチェルノブイリで被爆してしまった子供たちの健康を願っての活動だったが、311が起きてしまい、自らの国の中に被爆してしまった子供たち、その他大きな問題を抱えてしまうことになり、その活動が急展開。
今や小さいお子さんをお持ちの多くの方などにとって、オピニオンリーダーというか、非常に強いメッセージを、かけはし代表の野呂さんは発信し続けている。
私もかけはしのブログなどは拝見していたが、先日の日曜日に講演会があったので参加してきた。
場所は練馬区、「ちひろ美術館」。
講演のタイトルは
「放射能の中で生きる、母(マドンナ)たちへ ~チェルノブイリからフクシマへ、子どもの命を守る知恵」
申し込み時に、「私はマドンナではないですが、参加してよいのでしょうか?」と質問したところ、大丈夫です♪とのことだったので、機会を得た。
広くはないスペースに定員60名、9割女性、そして赤ちゃんいっぱい。
皆さん、必死になって「真実」と「対策」を模索しているのがよく分かる。
代表の野呂は小さい方だが、ギュ~ッとしたエネルギーに満ちている。
講演の内容はともかく、一番大きなメッセージとしては
「何がなんでも(子供とともに)生き抜くぞという気合。その点がブレない人は強い。」
野呂さんの気合、しかと感じました。
さて、初訪問だった「ちひろ美術館」の展示ももちろん見てきました。
いわさきちひろさんの絵、この年になってあらためて見ると、ほんとに心が洗われるというか、この世界への希望があふれてくるというか、天使や妖精のような赤ちゃんたちがすくすくと生きられる世界にしなくちゃと思ってくる。
「ちひろ美術館」、行ったことがない人はぜひ行ってみて。
by 店長
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