サルキッチンに行ってきました
栃木の藤田芳さんの冬野菜が最盛期を迎え、今、一番種類が多い。
これは野菜を使って頂いている「サルキッチン」さんに行かなきゃでしょ(と言い訳っぽく)、ということで食べに行ってきました。
青森のヒラメと、水菜、壬生菜。
茹でた水菜、壬生菜はヒデさんの玉ねぎを使ったビネガーと和えられています。茹で具合、味、どれも絶妙~~~。
フランボワーズビネガーがそっと使われていて、最後の最後にほんのり甘い香りが残ります。
ヒラメと一緒に頂くと、美味しさ倍増。ワインが進む進む。
そうです、サルキッチンさんの食事はワインを飲まずにはいられない。
というか、ワインも美味しく、いかにも体に負担なさそ~なものばかり。
ワインに詳しい奥様が食事にぴったりあうものを出して下さるので、ワインを全く知らなくても本当に料理とワインを楽しむことができるのです。大船に乗ったつもりで、ゆらり、ユラリ。飲みすぎです。
北海道のヒデさんの玉ねぎと清水牧場の乳のポタージュ。
少なく見えますでしょ、これ以上頂いたら次に進めない濃さですのでご心配なく。
あの小さなヒデさんの玉ねぎを何個剥いたのでしょう・・。意識が遠のきます。
釧路の毛蟹と小松菜。
ご家庭では、味噌汁や煮びたしに使われちゃう小松菜が、こんな素敵なクリスマスカラーの一品に!
小松菜って蟹とあうんですね。蟹の頼りない食感が、小松菜のシャッキリとした食感とよくあいます。そしてワインともあっちゃうってどういうことなんでしょう??家では絶対無理!な組み合わせばかりです。
清水牧場のチーズと赤葱のグラタン、きたあかりを添えて
はい、美味しいです。最初はグラタンオンリーで、次にきたあかりもご一緒に。
葱の甘みと乳製品が溶け合っています。玉ねぎでも、長葱でもない、この葱ならではの美味しさのグラタンです。
アマダイ(だったかな?)のソテー、白菜と聖護院蕪のソース、赤蕪、白蕪を添えて
家では鍋や漬物の食材が、フレンチになるとこうなるのか!
皮がパリパリ、身はホックリの魚に冬野菜の優しい甘さが広がります。
モリバトに、九条葱のソテーと茸(仏産)を添えて
ナッティーな茸と九条葱の甘さと、赤身の肉がよくあいます。
どの野菜達も、効果的に使われ、素材の良さを生かされ、内藤シェフの食材に対する愛情がヒシヒシと伝わってきます。
そして、それは、ここに来ると自分もしっかりやらなければ、と襟を正す思いになります。
明日から頑張るぞ!
そんな思いを頂きます。
ぜひ、ディナーをゆっくりと、気の置けない仲間と語らうに相応しい場所。
皆様もぜひご堪能下さいませ。
サルキッチンのご夫妻ありがとうございました。
次はカスレを食べに行きます!
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