入荷予定
「毎度ありがとうございます!」
※ご連絡いただければ、可能な限りお取り置きいたします。
★金曜日入荷分はなるべく水曜日中にご注文いただけますようお願いいたします★
3月2日(金)予定
内山節(たかし)さんという哲学者がいる。
群馬県上野村と東京に住まいを持ち、その二重生活をしている。昭和25年生まれの先生が20歳の時に上野村と出会って以来というから、かれこれ40年くらいはそういう生活なのかな。
私がよく行く、西沢さんという農家がお住まいの群馬県神流町のひとつ奥の隣町が上野村。
初めて神流町に行ったときは、最寄りの高速降りてから1時間半ほども山の方にひたすら走り続け着いたもので、「まるで日本昔話の里」のようだと思ったもんだ。今では何回も通っているので、家から3時間ほどの道のりも軽々気分。目つぶっても行ける感覚。
それでも訪れるたびに、何とも言えない心の平安を感じる。勝手に「マイふるさと」にしちゃってます。
あ、内山先生の話だった。
先生は上野村で時折講演会やお話会などされており、隣町に住む農家の西沢さんもそういう会によく合流し、親しくしているようで話は聞いていた。自分も一度直にお会いしてみたいと思っていたら
自宅から1分の会場で内山先生の講義があるとの情報をラッキーキャッチ!
申し込んだら残席ありとのことで、先日その講義を受ける機会を得た。
内山先生、思慮深い山里の木こりのような風貌。都会の無機質な教室よりも、山里の囲炉裏端で、その語りを味わいたい感じ。
その日の講義タイトルは
「共生するビジネス」
2時間弱の講義では、
市場原理主義の行き詰まり、ソーシャルビジネスの役割、経済における「共生」の意味など含蓄ある話を聞けました。
講義内容もっと知りたい!という方は、私の前の席の方が、奇特にも講義内容を逐一ツイートしてましたので、そちらを見てみて下さい
→哲学者 内山節氏の語るソーシャルビジネスと共生社会(EBS第4回)
とはいえども、講義の中で個人的に印象深かったことをいくつか。
先生の住む上野村、そこの人々は「仕事」と「稼ぎ」という言葉を使い分けるという。
もちろんきっちりと分けられるわけではないが、「稼ぎ」は収入を得るのが目的のこと。
「仕事」の方は例えば、畑仕事とか山仕事とか、家事などを指すという。
で、この「仕事」は自分たちの「生命世界」といったようなものを形作るために必要な営みだということ。動機が金や収入を得ることではなく(結果的にはそうであっても)、生命とか生活の基盤に必要なもの。
この話で感じたのは、今の自分の生活や都会での生活を振り返ると、畑や山といった恵みを享受できる自然と相当切り離された生活をしているので、「生命世界」の基盤を作る営みが圧倒的に少ない。
「稼ぎ」でいくら物質的に豊かになっても、生命基盤の「仕事」をしない、できないから、心の深い部分で豊かになれない状況が続くのだろうか。
そういえば、ちょうど読み終わった、辻信一さんの「幸せって、なんだっけ」という本の中に、増加している統合失調症の原因の本質は「現実との生命的なつながりの喪失」ということが書いてあった。
さらに、内山先生が例に出して言ったのだが、約2400年前の哲学者アリストテレスは市場(交換)経済と生活経済(身近な生活レベルの経済)の内、前者が主で後者が従になると社会は退廃するとすでに警鐘を鳴らしていたという。人間はなかなか学習しないもんですねぇ
「稼ぎ」と「仕事」。この2つの関係、動機の違い、そのバランス、それを個人個人で考えて行く先にそれぞれの幸せがあるのか、と思う。
私は東京の池袋生まれ池袋育ち。ふるさとは池袋。でもいつかは内山先生のように、生命世界の「仕事」ができる山の方にも立脚点を置きたいと願う。
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さてさて、今回この貴重な講義を企画してくれたところの話。
「株式会社アースカラー」 というところ。
”アースカラー”って何?
彼らはこう定義しています。
→「ホワイトカラー」や「ブルーカラー」に対し、21世紀に求められる持続可能な生き方・働き方を提示するため「地球との共生を志す職業人」を”アースカラー”と定義し、こうした生き方・働き方の実現を私たちは目指しています。
そう、そういう職業人、ライフスタイルを目指す、模索している人たちに対して、学び、シェアする”場”や”アイディア”を意欲的かつ積極的に提供してくれています。
今回私が受けさせていただいた講義は、彼らの事業の中のひとつ「アースカラービジネススクール」の連続講義の一コマ。
基本的には連続で受けてこそ、つかめるものがあるカリキュラムなのだが、今回は単発で受けさせてもらった。
講師陣もとても魅力的な方が多く、様々なワークショップも盛りだくさん。興味ある方はまずアースカラーのホームページを見てみて下さい。
by店長
●白米生糀 3月の入荷情報
予約販売のみです。ご予約は電話、メール、FAXにて承っております♪
> 3月2日(金)入荷 ~2月25日(土)締切
> 3月9日(金)入荷 ~3月3日(土)締切
> 3月16日(金)入荷 ~3月10日(土)締切
> 3月23日(金)入荷 ~3月17日(土)締切
> 3月30日(金)入荷 ~3月24日(土)締切
上写真のように専用の糀板にかわいい米の花、糀がびっしりついています。
これを店頭でお客様みずから、ヘラを使って板からはがしてもらいます。
白米生糀はだいたい300g。価格は447円です。
米の産地は新潟県産限定です。
●その他乾燥こうじのご案内
※店頭にないときもありますので、お求めになる際は、ご確認いただけると助かります。
・白米糀/雪の花(447円/200g)
・玄米糀(536円/200g)
→米糀の米は上記生糀と同様、2011年産の新米になりまして、産地は新潟県産限定です。
・大麦麹(389円/200g)
→現在使用している「大麦」原料は、2010年栃木県産。2011年産から佐賀県産に変更予定です。
・小麦麹(389円/200g)
→現在使用している「小麦」原料は、2010年埼玉県産。2011年産から佐賀県産に変更予定です。
以上、ご参考ください
この冬はごぼうをよく食べた。
北海道訓子府の中西さんのごぼうの土の香りとほっこりした甘さ。キンピラよりも、塩味でよく食べた。そんなごぼうも、シーズン終了。
中西さんが最後のごぼうを出荷してくれた。折れてたり、不揃いで形は様々だが、あまりに太いのは、大丈夫?と思って茹でてみた。
大丈夫!
味見のために、ただひたすら茹でただけだが、これがすこぶる甘い!
ごぼうは越冬するのか?更に甘くなっている感じ。
美味しいごぼうは糖度が15~20度(目安としてメロンは18度)あるそうですが、
果実の甘みでない、デンプン質の変化した甘みといいますか。
お腹の掃除にごぼうは最適。美味しいごぼうを食べて、冬に溜めた不要物を出しましょう。
中西さんがB品扱いで出してくれましたのでお買い得になっています。
多少のスも、不揃いもご了承くださいませ。
北海道訓子府 中西さんの自然栽培ごぼう \40/100g
3月の出汁取り教室 → 3月25日(日) 参加者募集中です
3月の朝市 → 3月24日(土) 9:30~12:00位まで(都合により第4土曜開催です)
糀屋三郎右衛門さんの白米生糀(板付き!) → 3月30日(金)に入荷予定です。前週の土曜日までにご予約下さい♪
オススメ! 4月のイベント → 「野口さんに習う、基本のスパイスの使い方講座」 4月21日(土)10時~11時30分
「毎度ありがとうございます!」
毎月1回のみ入荷の「北海道寧楽共働学舎のおいしい無添加ソーセージ&ベーコン」のご予約のご案内です。
ご予約いただかなくても購入可能ですが、数量限定入荷のため、品切れのこともございます。ちなみに先月は予約で売り切れてしまいました~
確実にご購入されたい方、当日に来られない方はぜひご予約にご協力くださいませ。
<ご予約締切 2月25日(土)>
●3月6日(火)入荷予定/寧楽のソーセージ&ベーコンのご案内
・ソーセージ(粗引きタイプ)/250g(8本位) ¥725
・ソーセージ(ソフトタイプ)/250g(8本位) ¥725
・チリソーセージ/250g(8本位) ¥725
・ベーコン・ブロック/200g前後 ¥315(100gあたり)
どうぞよろしくお願い致します。
昨日はエコマル朝市開催しました。
あまりに寒く、おまけに風も強いので折角テントを立てたけど、テントは浮くは魚は飛ぶわという状況でありました。
にも関わらず、大勢のお客さんに来ていただき、寒さも喜びで吹っ飛びました。ありがたい、ありがたい。
さて
本日(になっちゃった”汗”)日曜、2月19日はTee's(ティーズ)でマルシェの日。
寒さ完全防備でがんばります。
毎月1回第3日曜日にティーズ店頭で開催。
時間は朝9時半から午後2時くらいまで。
エコマルも毎回参加させていただいています。
さらに、エコマル朝市仲間の「つむじ」もメンバーです♪
・ティーズのスイーツ、焼き立てクロワッサンなど
・長崎の花屋「アスター」さんの素敵な切り花、鉢物
・つむじの提案する、日向しょうのうを始めとする木と森のグッズ
・当店からは無農薬の野菜や大桃とうふ、その他諸々
皆さまのお越しを心よりお待ちしています!
<ティーズinfo>
新宿区西落合4-17-14
大江戸線落合南長崎駅下車徒歩15分、新江古田からも15分
西武池袋線東長崎駅 徒歩10分です。
中野駅、目白駅からも近所までバスも出ています。
2月9日を持って、署名の受付が締め切られた「原発」都民投票の件(※一部地域ではまだ署名受け付けていますが)。
最後の追い上げで、現在は28万弱の署名が集まり、必要数だった21万4千(東京都有権者の1/50の数)をはるかに超えました♪ パチパチパチ~
当店でも2月に入ってから、「署名をここでやっているって聞いて来ました」という方が、多く見られて、最後の最後で動きが活発になっているな、と感じました。
来ていただいた方、誠にありがとうございました。
さてこの活動は間違いなく次のステップに移ります。
今後は
署名簿を選挙管理委員会に提出。
↓
選挙管理委員会は、署名簿を選挙人名簿と照合して審査。
↓
5月10日に都民投票条例の制定を都知事に請求する。
↓
都議会が可決か修正可決すれば条例を公布し、都民投票となる。
しかし、東京に住んでいながら、「都議」って存在にまったく気を払ったことがおそらくない。投票はしたこたしたけど。
都議は124人いるらしく、その過半数が賛成しないと、今回の条例は可決されない。
124人の内、数えた感じだと自公民以外は14人ほどしかいない。
ハードル高そうだな~
これからは自分の選挙区の都議への訴えかけ活動が主戦場になる。
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都民投票の今後とその意義について社会学者の宮台真司さんが解説している番組があります、というかありました。
TBSラジオの「デイ・キャッチ」という番組。
これの2月10日の回。ホームページからストリーミングで聴くか、PODCASTで聴くかできます。
10分くらいの解説ですが、聞く価値ありだと思います。
by店長
「毎度ありがとうございます!」
2月18日(土)9:30位から恒例の朝市&魚市を開催致します。売切れ次第終了です。
雨天、雪天決行です!
●「魚屋くりちゃん」
●「国産小麦・自家製酵母のパン屋「かしこ」さん」
●森のエコ雑貨「つむじ」さんです。
★あと、話題の「塩こうじ&甘酒」もこんな感じでご用意します。
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なお、魚とパンの今回予定の品揃えを参考まで下記にご案内いたします。
※当日午前中に来られない方などお取り置きをご希望の方がおられましたら、
16日(木)18:00までにご予約いただければ幸いです。
※なお、生鮮品のため、お引き取りは当日でお願い致します。
●栗ちゃんの魚市入荷予定
いか一夜干し(2枚入) 580円 ~新潟産
甘塩紅さけ切り身(1切)200円 ~新潟産
甘塩たら(1切)200円 ~北海道産
さば文化干し 1枚 380円 ~千葉・銚子産
あじ開き 1枚 250円 ~長崎産
長崎産手作りさつまあげ 各200円
(いか・いわし・あじ・じゃこ・はも・あご)
●「かしこ」天然酵母パン入荷予定
カンパーニュ1/4cut 350円
オーバルカンパーニュ 500円
黒玄米食ぱん 280円
深煎り玄米粉のショートバケット 240円
山ぶどうくるみ 380円
いちじく 220円
レーズンレーズン 220円
トロピカル 200円
ゴーダチーズのリュスティック 180円
りんごと生姜のリュスティック 180円
黒糖バター 150円
れもんぱん 150円
ココアぱん 150円
チョコプチぱん2コ 100円
★ご予約締め切り 2月16日(木)19:00です
では、皆さまのお越し、ご注文をお待ちしています!
大桃豆腐さんからイベントの案内をもらった
タイトルは
ぶくろっていうのは池袋のことね。大桃さんはじめ、池袋界隈の豆腐屋さんが合同で開く勉強会。
開催は2月19日(日)。場所は池袋。ご興味ある方はぜひどうぞ。
上記チラシのPDFファイル↓
大豆もそろそろ新大豆に代わってきて、放射能とも正面から向き合うときが来ている。
大桃さんの扱う大豆については、大桃豆腐ホームページに詳しいので参考ください。
by店長
愛読誌テレビブロスを眺めていたら、NHK Eテレの欄にごくごく地味に
まる得「雲南料理」
とあるのを発見。
雲南料理って言ったら、あそこしかないだろうと、まる得のホームページをチェック。
案の定
徐さんとは、17年ほど前、前の会社にいた時に催した中国有機農業交流ツアーでご一緒した。彼がコーディネートしてくれたのだ。
穏やかでやさしく、腰が低く、凛としている、素敵な紳士の徐さん。
その後、彼は雲南料理の店を六本木に出店。今は銀座にもあるようだ。さらに新宿と銀座には北京ダックの専門店「全聚徳」も。どこも美味しく、そして人気。素材もかなりこだわっている。
御膳房の担担麺、久しぶりに食べたいな~
まずはテレビを見て、気分を盛り上げておこう
オンエアはNHK Eテレにて
2月13日(月)~16日(木)の21:55~22:00
by 店長
存在は知っているが、まだ観たことない番組
BS朝日の「エコの作法」。
今晩22:00~22:54の放送では
「醸す×麹」
という内容だという。
豆種菌とか、寺田本家とか聞いた名前も取材先。
この麹×糀ブーム、どのメディアもこぞって発信。面白いな~
興味ある方は観てみては
日時 2月26日(日)12:00~15:00
会場 柾
料金 1500円
持ち物 筆記具 あれば削り器
講師 旬菜美酒「柾」店主 真崎庸さん
定員 4名 (お申込み先着順)
和食のプロに習う、簡単な家庭用出汁の取り方。
鰹節の削り方、削り器の調整、基本、煮物、めんつゆ等々。
和食の基本を今一度見直してみましょう。料理書だけでは味がわからない!実際味を知れば、出汁ってこんなに美味しく、日常を一番簡単に豊かにすることなんだと気づきます。
また、同じものを使っても、プロがやるとこんなに違うのかと驚きますよ。出汁取り教室に来れば、その日から一流の味が家庭で再現できます(削り器があれば)。
お申込みはエコマルシェまでお願い致します。電話、メールなどでお待ちしております。
今度は濾して、すっきりした粕汁になりましたぁ~~
う~ん、ウマウマです。寒い日にはぴったりなメニューだよ。
酒粕は出汁で煮て、アルコールを飛ばして、濾す。(粕出汁)
出汁に少々塩を入れて、具(今回は根菜と油揚げ)を煮る。
粕出汁を入れて、白味噌で味を調える。
詳しくは出汁歳時記参照→http://www.ecomaru.info/出汁取り教室/出汁歳時記/
すっきり仕上げたかったので白味噌は少々にして塩で調えてみました。
ポイントは薬味だね。
青葱、七味、柚子絞りをお好みで。キリリとしまります!
今回は、根菜と油揚げにしたけど、鶏皮とかホルモンなどもあいそうですよ。
粕汁って、あまり得意でないメニューでしたが、キチンと作るとこんなに美味しいものなんですね。
酒粕は体にも良い効果があると言われているので、手に入ったらぜひお試しください。
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