林檎屋・木下さんへ 2012年9月3日
伊賀、鈴鹿と滞在し、帰路は中央高速道を使って東京に戻る。
戻る前にもう1軒。長野の飯田icを降りて30分ほど走ると、秋口のりんご、冬場の干し柿をお世話になっている木下さんの畑があるので、訪れてきました。
木下さんの農園は「林檎屋」という名前でやっていて、ホームページもありますのでご覧になってみて下さい。栽培状況など克明に書かれています。
ではいくつか訪問した際の写真を載せます↓
紅玉。9月末ごろから出荷予定。なるべくここ数年は袋掛けをしています。袋をすることで、スモモシンクイムシの食害を少し減らせるとのこと。
この紅玉の表面にニョロニョロした傷があちこちにあるのですが、これは中でシンクイムシが動いた軌跡です。
この葉っぱが黄色くなってしまうのは、「褐斑病」と言って、リンゴ栽培の宿敵。
木下さんのりんご栽培は、一般栽培の農薬使用回数に比べ、8割減くらいと極めて少ないので、それだけ病害虫によるリスクも高いんです。苦労されてます。
こちらは柿の畑。
柿のへたから入る「ヘタムシ」というのが発生する。ちょうどこのへたの右下にうずくまっているやつがそう。こいつがへたから侵入して食べ進んで行くと、へたから実がポトリ落ちてしまう。
こういう害もあるが、今年は柿には2回しか農薬を散布していない。その農薬「ボルドー液」は有機JAS認証でも使用が認められている比較的安全なもの。
柿は11月頭くらいから収穫し、干し、12月末にあのおいし~い干し柿となる。期待してまっせ!木下さん。
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