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2013年5月20日 (月)

宮崎茶房でお茶摘みしてきました

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5月11日に臨時休業を頂き、11日~13日に宮崎、熊本の産地を訪ねてきました。

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宮崎県五ヶ瀬町にある「宮崎茶房」さん。

今回の九州訪問の一番の目的は、茶摘みと茶の加工の見学。

五ヶ瀬は新茶のシーズン真っ盛り。この日は茶摘み体験イベントの日で一緒に参加してきました。

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茶摘みは、茶の木の新芽を摘み取っていくわけですが、通常は、この一番上部を機械で、ザーっと刈り取っていくので、新芽以外のものも刈り取ってしまいます。混じってしまった固い枝や葉は加工の際の不純物になる。

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手摘みの良さは、本当に欲しい新芽だけが摘み取れることで品質の良いものができます。

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こういう作業って、なぜかひたすらもくもくとやってしまいます。みんな真剣!

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みんなの茶葉を集めて

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加工所へ移動。

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加工所を見た後、機械で行なっていることを、手作業で体験。

五ヶ瀬のお茶は「釜炒り茶」。

茶葉は、置いておくと発酵します。緑茶にする場合は発酵を止めるので「不発酵茶」と言います。

ほとんどのお茶は「蒸し茶」と言って、茶葉の発酵を蒸すことで止めるのですが、釜炒り茶は茶葉を炒って発酵を止めます。

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世に出回っている大半のお茶はだいたい蒸し茶です。水色は緑色が濃く、渋み、苦味がはっきりしていますが、釜炒り茶の水色は金色。苦味、渋みが少なく、味がマイルド。初めて飲む方は「色が薄い?」「味が薄い?」と思う方も多いのですが、これが、茶の甘み、旨み、香りの高さが感じ取れ、今ではすっかり釜炒り茶のファンになってしまいました。

で、釜炒り茶の加工体験。

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宮崎茶房の宮崎さん。

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茶葉を釜で炒っていきます。

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釜の内部は300℃!

普段は機械が行う作業ですが、鮮やかな手つきはイベントで鍛えられたとか。

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腰がひけてるよ~

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水分が飛んでくると、香りも出てきてすでに美味しそう!

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集めて、

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揉んでいきます。

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揉んで、水分を出して葉の組織を壊していきます。

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結構難しくて、揉むというより、動かしてるだけのような・・

炒る、揉むを3回繰り返すと、

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葉っぱはお茶に近づいていきます。

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最後の仕上げは乾燥機で。

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さあ、できた飲んでみよう!

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今回のイベントの主催者の出野さん。

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熊本でお茶の教室を開いています。

今回の参加者は、そのお茶の教室の生徒さんや友人など。

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そして、出野さんの友人で、ケータリングなどを同じく熊本で行なっている方の

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仕出し弁当付。

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可愛いすぎ!

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南阿蘇を望んでの美味しいお弁当は幸せ~

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良い場所には、良い人が集まり、良い気が集まり、更に広がる。あやかりたい。

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宮崎茶房の宮崎さんについて、もう少々。

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釜炒りの鮮やかな手つきは、イベントで鍛えた訳ではもちろんなく、日々の研究で鍛えている証拠です。

「手を動かすと、色々思いついちゃうんだよね」と。

宮崎茶房では、釜炒り茶の他に、緑茶品種で紅茶(発酵茶)、烏龍茶(半発酵茶)も作っています。

この日は、普段紅茶で頂いている「みねかおり」という品種を萎凋(いちょう)していました。

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初めて嗅ぐ萎凋の香り。

それは、青い葉にほのかにかバナナのような果実の甘い香りを含んでいました。

萎凋という作業は、茶葉の収穫の後、広げて置いておく作業。

茶葉は萎れて、柔らかい発酵が始まり、萎凋香と呼ばれる香りを放っていきます。

蒸し茶の製法が広がるにつれ、この行程を行うところはほとんどなくなり、お茶の香りは少なくなったと言われています。

宮崎さんは、この萎凋の工程や、釜炒りの技法などを取り入れて紅茶、烏龍茶、香り高い緑茶の研究開発をしています。

今日はこの「みねかおり」を半発酵茶の製法で飲んでみましょう、と用意してくれていました。

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みねかおりのどっしりした味わいは、軽やかな半発酵茶よりは、やっぱり紅茶向きだよね~と。あ~でも、香りがいつまでも残るな~、とぶつぶつ。

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宮崎県北部にある五ヶ瀬町は標高600mの山間地。

産物は原木の椎茸、釜炒り茶、とその加工品、そして美しい夕日。

こういう場所は日本全国至ところにある。

その中でも、五ヶ瀬町がキラリと光る地域なのは、宮崎さんを中心とした若い世代が地域を盛り上げるという、気概が町全体にある稀有な地域、と思う。

茶業の合間をぬって、PTAや地域の消防団など町の仕事に加え、新茶のハイシーズンにもかかわらず、イベントを行うというタフさ。

そして、五ヶ瀬町は若手だけでなく、高齢の方も元気で担い手の一人だ。

五ヶ瀬の魅力は、また後ほど。

宮崎茶房では有機栽培という新しい試みを始め、更に、釜炒り茶の独特の技法と、宮崎さんの研究熱心さで、新たなお茶の世界が広がっています。

日本茶の美味しさ、面白さを教えてくれた宮崎さん、ありがとうございます。

壁には「俺は葉っぱ主義」というコンテストで表彰を受ける写真が貼られている。

「あ~それね、日本茶をペットボトルじゃなくて、茶葉で飲んでほしいというコンテストなの」

はい、私も葉っぱ主義です。ぜひ皆さんも葉っぱで(笑)

新しい日本茶の魅力に気づくはずです。

宮崎さんの釜炒り茶の新茶は来週入荷予定。

宮崎五ヶ瀬産 有機栽培釜炒り茶 中級 100g \580  特級 100g  \1050

紅茶、烏龍茶も扱っています。

宮崎五ヶ瀬産 有機栽培紅茶 25g \350 (みねかおり、みなみさやかの品種別)

宮崎五ヶ瀬産 有機栽培紅茶 50g \580 (ブレンドのみ)

宮崎五ヶ瀬産 有機栽培烏龍茶 25g \580

akko

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