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2013年10月23日 (水)

新井薬師前「柾」晩秋の味

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皮がパリッ、身がホックラの鰻の白焼き。

あの焼き場で鰻を柾さんが焼くと、それはそれは美味しいです。
出汁取りご飯炊きの師匠、新井薬師前「柾」さんに行ってきました。

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まずは、白和え。

今シーズン始まったばかりの益子の藤田さんの小松菜です。

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まこがれいの刺身。

一切れ一切れが愛おしく頂いてしまいます。

刺身が無くなっても、塩と山葵も美味しくて肴にしてしまう私。

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九条葱のお椀。

葱たっぷりなんだけど、葱臭くないし、出汁なんだけど、葱と一体化しているというか。

う~ん、葱椀は奥が深いです。

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みなさ~ん、鰻は今が美味しいそうですよ♪

師匠にそのように聞いてから、夏の土用ではなく、冬の土用に頂くようになりました。

そう思うと、夏より脂肪代謝が盛んになってくる秋冬の方が養生的にも良いように思います。

薀蓄ともかく、美味しいですねぇ。

今日は飲みすぎないぞ!と誓っても、この白焼きが出たら飲んでしまうでしょう。

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スッポンの天ぷら。

おぉぉぉ、スッポンが天ぷらに?

皮のプリ感そのままに揚がってます。

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カマスに焼きナス、オクラのたたいたものが和えてあります。

茄子とおくらをこんな風に使うなんて新鮮な驚き。

焼き茄子の風味や、オクラのトロトロした食感がカマスとよくあうんですね。

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いつもの美味しい柾式ご飯をふんわりおにぎりに。

ホントにふんわり、海苔も口溶けよく、口の中でほどけていきます。

おにぎりもご飯同様、外硬内柔なんでしょうか。

いつも、ギュウギュウ握るおにぎりを自戒しつつ、いっただきま~す。

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いくらご飯で締め。

一つ、一つ、丁寧に出てくるので、写真で振り返って全部を見るとすごい贅沢なコースです。

酔っ払いの話を聞きながら、手を動かして、一人ひとり顔を見て、丁寧にご馳走を作ってくれる。

一番の贅沢だなぁと思うのです。

師匠と呼んで、お付き合いをさせて頂き有難く思います。

えっ、鰻はもうすぐ終わりですって!?

鰻が食べたい方は急がなきゃ。

間に合わない方も、次の美味しいものが待っていることでしょう。

西武新宿線 新井薬師前「柾」

中野区上高田3-20-10宍戸ビル1F 03-5380-6055

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