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2014年4月15日 (火)

大桃豆腐さん豆腐作りワークショップ

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4月13日(日)いつもお世話になっている、池袋の大桃豆腐店で、豆腐作りワークショップを行った。

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実際作業場内に入って、豆腐屋の機械を使って同じように作る。教えてくれるのは、店主大桃伸夫さん。今日は企業秘密大公開!

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一晩浸漬した大豆をすりつぶします。

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鍋に移して、加熱、撹拌。

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木べらでかき回します。

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90℃から100℃まで7~8分。その日の大豆で変るのでだいたいだそう。

102℃まで上げて、

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豆乳とおからに分ける。

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糖度は14度。

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更に濾す。

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絹豆腐を作ります。

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海精にがりを入れます。

温度、かき混ぜ方がポイント。ワークショップでだいたい一人は固まらな方がいるそうです。

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かき混ぜすぎても固まらない。固まってきたな、と思ったら撹拌を止める。

これは、にがりを入れる前に上部の泡をすくっているところ。

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次は、一人づつ寄せ豆腐を作ります。豆乳1lににがり9g。

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固まるかなぁ~

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しばし置いて固まるのを待つ。

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作業の合間に、湯葉作り体験もします。

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湯葉フライヤーという機械。豆乳の糖度は10度。

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金魚すくい、ならぬ湯葉すくい。子供たちも真剣です。

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固まった豆腐をすくって容器に移すのが寄せ豆腐。

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型で固めて、カットして、

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そのまま水に入れ、

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カットしたのを容器に入れるのが絹豆腐。

木綿豆腐は、固まった豆腐を木綿豆腐の型に入れ更に固めます。

重しをかけて固めるのが木綿豆腐。柔らか木綿と呼んでいる「池袋木綿」は自重なので柔らかい。

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シーリングして、自分の名前のラベルを貼って、

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できあがり!

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試食タイム♪みんなで、それぞれの豆腐を頂きます。

滑らかだったり、あっさりだったり、ちょっとざらざらだったり。

同じ豆乳を使っても、タイミングやかき混ぜ方でこんなに違うなんて!

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今日の固まらない人、店長!

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裏ワザで大桃さんが固めてくれた「クリーミー豆腐」。滑らかな食感と、ホロ苦さが特徴。

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ご飯も炊いてくださって、豆腐屋のまかない「豆腐のぶっかけ飯」を頂きます。

見えませんが、ほんのり茶色い五分搗き米とよくあいます。美味しい~♪

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作って食べるだけでなく、豆腐の話もたくさん聞かせてくれます。

自分は使わない消泡剤を、わざわざ購入して見せてくれたり、

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半分量の豆乳を、

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違う凝固剤を使って固めてみたり。

原材料も大豆、水についてもスライドで説明してくださいます。

以前は美味しい豆腐を作ることを考えていたが、311以降は美味しいだけでなく、安全ということが加わった。

それは、赤ちゃんからお年寄りまで食べる「豆腐」を作る豆腐屋の使命だと。

大豆一粒を辿っていくと、社会問題と関わらざるをえない。

そこで、大桃さんは「池袋会議」という勉強会を月一回開いている。

この豆腐作りワークショップも、休業の日曜日を使って、その池袋会議の費用にまわすためのもの。

本当に頭が下がります。

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ここでは伝えきれない、

大桃豆腐さんをより知りたい方はこちらをご覧ください。

貴重な体験をさせて頂きました。

大桃豆腐さんありがとうございました。

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