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2014年11月21日 (金)

循環農法の畑 ~山梨県都留市の秋山さんを訪ねて

タケノコ芋の畑を後にして、他の畑も案内してもらいました。

すると

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10mほど先を雉がすたすた歩いていく。吉兆かな、吉兆かな!

秋山さんは5年ほど前に脱サラし、故郷の山梨県都留市で農業を志した。

ニンジンから宇宙へ」という本を出された大分の百姓・赤峰勝人さんの講演を聴き、赤峰さんの提唱する農薬・化学肥料を使わず、宇宙に存在するものはすべて循環し、連鎖し、たがいに作用しあうことを根本理念とする「循環農法」に心を打たれ、以来赤峰さんを師と仰ぎ、パートナーの美和子さんと二人三脚で百姓道を進んでいる。そのあたりの経緯は赤峰さんの主宰する「なずなの会」のこちらのページもぜひお読みください。

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こちらは秋山さんのニンジン

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ニンジンの葉で悠々としているアゲハの幼虫

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草や回りの環境と共生するニンジンの畑

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なずなの花 この植物が繁茂しているのは良い土になっているというバロメーターになるそうだ。

さて、このあたりは富士山も近く、山々に囲まれており、とても水量が豊かだ。

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季節問わず、用水路には結構なスピードで水が流れていく

この豊富な水量を活かして、秋山さんはレンコン栽培もしている。

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1反強の畑に今の時期は枯れているが、泥の中にはレンコンが収穫を待っている。

レンコンは泥沼の中で栽培される。収穫時期は晩秋から冬にかけて。うひゃ~、寒そうっていうか過酷だ。胸まで完全防水の胴付長靴を着用し、泥で足を取られながら泥沼の中を歩み、足元の泥をかきわけかきわけ、収穫する。

秋山さんは以前、真冬に誤って泥沼で転んでしまったことがあるようで、あまりの冷たさに「心肺停止するかと思った!」とのこと。

こちらは注文数量を伝えるだけだが、いやもう本当にありがたいに尽きますわ。

他にもいろいろ野菜を作っており、米も作っている。

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品種も餅米入れて、5種類ほど。面積は7反だったかな。

全面、手植え。そして刈り入れた後、全部天日干しをし、基本的に籾貯蔵!

その手のかけ方に脱帽。

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笑顔を絶やさず、丁寧に真摯に自然や作物と対話する時間をとっても大切にしている秋山さん。お忙しい中、いろいろ案内してくれてありがとうございました~

私が去った後、彼は胴付き長靴を履き、レンコン沼の中に向かっていきました。ご無事で!

来週秋山さんからは、「タケノコ芋」、「レンコン」、「さつま芋(紅はるか)」、「地ねぎ」を送ってもらいます。お楽しみに♪

by弘之

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