春の薬膳教室開催しました
2月13日(土)に「春の薬膳教室」を開催しましたのでご報告です。
中医薬膳研究会YAOの相良恵子さんを迎えて、初めての薬膳教室。
最初に春に気を付けたい薬膳の知識を30分ほど講義の後、みんなで調理実習。
今まで、デモストレーション形式の料理教室はやっていましたが、初めての調理実習。
どうなるかしらと思いましたが、手際の良い参加者の皆様に助けられ、しっかりとご飯が作れました。
皮や種、根っこもそれぞれ効能があるという一物全体の考えで、食材の使えるところは無駄なく使います。
こちらは、下ごしらえから出る皮、根っこなどを鍋に入れベジブロスを取るところ。この野菜の出汁でミネストローネを作ります。
注意点はアブラナ科の野菜を入れないということ。
入れると苦味が出てしまうそうです。知らないと、キャベツの芯とかブロッコリーの茎とか入れてしまいそう。
春に使いたい、気を巡らす、香りの良いもの、ということで今日はローズマリーを使います。
ローズマリーの枝をしごいて葉を取り除き、カジキマグロ、パプリカ、玉ねぎを串刺しです。
炊飯器で炊く、「炊き込み補肝ピラフ」。
肝の働きを高めるうこん(ターメリック)を入れて炊く黄色いご飯。最後にレモンの皮をすりおろして入れる爽やかな香りのピラフです。
こちらが、本日の3品。
炊き込み補肝ピラフ、カジキマグロのブロシェット、デトックスソース。
手前のグリーンソースが今が旬のほうれん草を使ったデトックスソース。
ほうれん草は血を補う作用があるそうです。ポパイのCMが思い出されます。(古)
写真にはないですが、ベジブロスを使った野菜たっぷりのミネストローネがつきます。
薬膳料理というと、特別な材料が必要に思ってしまいますが、今日使った食材は手に入りやすいものを使っています。手順も簡単で家に帰って作れるものばかりです。
旬の食材を使うことがもちろんですが、春はこんなことに気を付けたらいい、という薬膳の知識がちょっと加わると意識が高まるような気がします。
誰にでもできる簡単なことは
「冷たいものを飲まない、食べない」
だそうです。
アイスやビール、日本の食卓には意外に冷たいものが溢れています。
これを気を付けるだけでも少しは変わるかな。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
皆様の食卓が更に豊かになりますように!
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