早春の神流町 ~西沢さんを訪ねる
この週末、エコマルシェから車で3時間弱、群馬県の神流町という山里に行って参りました。
訪ねたのは、農家の西沢さんのところ。ご夫婦で有機農業と原木椎茸の栽培などで忙しくしています。
いつも真っ先に迎えてくれるモモちゃん
西沢さんはこのブログにも何回も登場はしているのですが、ここ6年くらい毎年3月くらいに泊まり込みで、お手伝いに行っています。
椎茸栽培に使う原木はナラの木ですが、それを山で伐り、運ぶという作業。
はじめてお手伝いさせていただいた時、その作業のシンドさに驚きましたが、そんだけ現代人がヤワになっている証拠と思い、自分の身体感覚に喝を入れるため、毎年欠かさず1日だけですけど、お邪魔しているのです。
ま、もちろん作業の合間のお茶の時間や、奥さんの手料理が楽しみで行っているというのも大きいです。米こそ作っていませんが、野菜、きのこ、豆、小麦なんでも作っているので、とても豊かな食生活。夕飯には、手作りの豆腐、こんにゃく、うどんなどが並びます。
かなりの傾斜度の山に足を踏ん張ってチェーンソーを使う西沢さん。御年73歳。リスペクトです。
はじめてお会いしたのは西沢さんが60歳くらいの頃ですが、月日が経ち、古木のような趣がでてきました。山仕事の最中にいろいろ話をしますが、自分のやるべきことということに対し、単純明快なその生き方がカッコ良いです。
山から伐り出した原木をトラックいっぱいに積み、作業場に運ぶ。これを6回くらい繰り返します(私はそのうちの1回だけですが)。重い木は1本30㎏くらいあるんじゃないでしょうか。
ちなみに1年前に植菌した椎茸は今時分が最盛期です↑
ここ神流町は標高400m位あり、まだまだ早春の候。
梅の花もまだまだこれから。今はまだ4分くらいか?
畑のあちらこちらにはフキノトウや菜の花がたくさん出てきています。
そしてこれがいちばん心待ちにしていた福寿草の花↓
みんなが太陽の方向を向いて背伸びしているのが微笑ましい。
カエルは卵を産んでいたし、木々は芽吹き、この早春の神流町、1日で帰るのは大変惜しい。
また行こう。この笑顔に会いに!
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