2016年11月13日 (日)

長野県下伊那の林檎屋さんを訪ねて

清水さん、都竹椎茸園さん、与嶋さんを訪ね、その晩は下呂温泉近くの安宿に泊まった。

翌朝は早めに出立しないと、大渋滞に巻き込まれそうなので、朝6時過ぎに出発。

この時間では下呂温泉のどの立ち寄り湯も開いていない。

ここまで来て、温泉素通り、泣く泣く東京方面へ向かう。

東京への帰路、長野県下伊那郡の林檎屋の木下さんのところへ寄った。

1年ぶり、いや2年ぶりか。

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木下さんとは2008年に偶然、名古屋の朝市で会った(その時のブログ記事)。

りんごと柿(干し柿用)の減農薬栽培をかなり攻めの姿勢で(農薬少なめに)挑戦し続けている。聞くところによると苦労は多い、かなり多い。

大変ではあるが、そのりんご、干し柿の美味しさはすばらしい。

今年も期待!

と思いきや、今年りんご(ふじ)はほぼ収穫が見込めない様子であることが分かった。

病害虫の跋扈、畑の様々な状況、やむを得ないということだ。

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あとは、柿がしっかりと収穫ができ、冷涼で乾燥気味な気候が続けば、おいしい干し柿が年末ぎりぎりには届くだろう。

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柿は11月初旬に収穫、順次干されていく。

あの神々しいまでのおいしい無燻蒸の干し柿、今年も楽しみだ。

木下さんとは生まれ年が同じで、それだけでとにかく頑張ってほしい農家の一人。

来年は木下さんの美味しい”ふじりんご”が食べたいものです。

木下家はかわいいお子さんが3人いて、思わずのんびり和やかに長居してしまいました。

結果、中央道50キロ渋滞に突入していくことになるとは、このときはまだ想像していなかった、、、

by店長

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2016年11月10日 (木)

飛騨高山のよしま農園さんを訪ねて

15:00くらいに飛騨に到着し、清水さんの案内で、清水さんの畑と都竹椎茸園さんを訪れると、すでにとっぷり日が暮れてしまった。

本当はここから車で40、50分行けば、飛騨高山のよしま農園さんだが、すでに暗いし、さらに今日は年に一度の高山祭という大きな祭があるから、今回は諦めようと思っていたが、清水さんがせっかくだから行っちゃいましょうよ!と。

ではまずは与嶋さんに連絡をと思ったが、清水さんは「だいじょぶでしょ、いつも何も連絡しないで行っているから」と、直感行動派なのであった。

かくして、車を飛ばして与嶋さんのところへ行くと、

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いらっしゃいました!

与嶋さんと下のかわいいやんちゃなお子さん。

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近年、自宅に併設して、よしま農園ショップを開店。その素敵な店内にお邪魔しました。

今回さすがに畑には行けませんでしたが、与嶋さんと奥さまにお会いしただけでも、その人柄から、信頼できるおいしい野菜ができているのだと確信できます。

遅い時間に失礼しましたが、お会いできてよかったです。

またお気遣いいただいた清水さんにも大感謝です!

与嶋さんの野菜ですが、おそらく11月いっぱいくらいで今季終了です。

それまでは、小松菜やチンゲン菜など葉物中心で送っていただきます。

やさしい味でとてもおいしいです。

by店長

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2016年11月 9日 (水)

飛騨の都竹椎茸園さんを訪ねて

飛騨の旅の続き

清水さんのご紹介で送っていただいている、原木椎茸の農家さんにもおじゃましてきました。

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清水さんの畑から車で数分の近さ。

都竹椎茸園さん。

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現在の都竹さんが2代目園主。

とても誠実そうな方でした。

とにかくあの重い原木を扱うのですから、体的にも大変。この辺りでももう3軒くらいしか原木椎茸の栽培をやっていないとか。

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原木は飛騨高山の山から購入しているようです。

椎茸の菌を植菌した後、椎茸の発生を促すために、冷水を張った大きなプールの中に漬け込みます。発生には湿度と低温が必要だからです。

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これから寒くなる時期が椎茸の全盛期。

おいしく、安全な飛騨の原木椎茸。ぜひ鍋などでたっぷり食べてください!

by店長

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2016年10月17日 (月)

尾鷲の小川耕太郎∞百合子社を訪ねて

8月終わりに行った、三重への産地訪問。

前回ブログで書いた「熊野の市川農園を訪ねる」から早、1か月半が過ぎてしまった、、

気を取り直すも何もないが、これは完結させねばいかんということで、旅の続きを書きます!

さて、熊野を後に、そして南から北に上がってくる台風にビビりながら、松阪方面へ向かいましたが、途中せっかく通るのだから寄っちゃおうと思い、尾鷲の小川耕太郎∞百合子社(以下、小川社)へ立ち寄る。

小川社さんとはエコマルシェ始めて以来ずっとお付き合いがある。

最初の中野の店の内装の木材は小川社に相談して、尾鷲の杉や檜をふんだんに使い、塗装も蜜蝋ワックスとベンガラでスペシャルカラーを作ってもらい塗布した。

当時の懐かしい写真をいくつか。

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2003年の写真。あー思わず感慨に浸ってしまうな~

小川社からは内装の材料以外に、紀州産の蜂蜜と生ローヤルプロポゼリーを13年間ずっと扱わせていただいている。

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今年も先月、親蜜が入った。自然のものだから毎年微妙に味わいは違うが、やはりここの蜂蜜は美味しい。

生ローヤルプロポゼリーもふくめて、またあらためて紹介します。

今回小川社に突然思い立って寄り、同社の藤井さんに美味いコーヒーを淹れてもらい、近況報告などをしあい、滞在30分で慌ただしく、次の目的地へと向かった私でした。

雨が激しくなってくる中、次の目的地、松阪の深野棚田へ向かいます。

by店長

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2016年9月 8日 (木)

熊野・市川農園近くの無人販売所

前々回のブログで書いた市川農園さん付近を車で走っていたら、何やら楽しげな光景が目に入ったので、思わず車を止めてまじまじと見てきた。

どうやら無人販売所。

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ボロいから、もう使われていないのかと思いきや、

市川さんに聞くと、柑橘の最盛期にはそれぞれの小屋の主が気合を入れて、無人販売をしているらしい。市川さんの小屋も1つあるようだ。

みな、色など変えて分かりやすいようにしているのね。

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最盛期が見てみたい!

まぁ、とにかく安く売っているので、味見なんか出しているのを、お客さんは食べ比べをしていき、これと思ったものをガサーッと買っていくらしい。

ミカンの大産地ならではの無人販売所。

いいもん見た。

by 店長

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2016年9月 7日 (水)

熊野の市川農園を訪ねる

「日本のアマゾン」

うーむ、なんと冒険心をくすぐられる甘美な響き。

「ぜひ、日本のアマゾンにいらしてください!」ということで、向かった先は”熊野”。

先週、晩春に甘夏とサマーフレッシュという柑橘で2年前からお世話になっている、市川農園さんを訪ね、熊野、正しくは三重県南牟礼郡御浜町に行ってきた。

アクセスはよくなったらしいが、袋のような紀伊半島の下~の方にある御浜町。やはり遠い。

3年前に「ミカンジュースはいかがですか?」という手紙をいただいたのがきっかけで、同年代で、なんとなく気の合いそうな、面白そうな直感がしたので、おつきあいが始まった。

うちは野菜、果物とも基本的に農家さんと直接お取引しているので、そこが日本のチベットだろうがアマゾンだろうが、現地には行く。

と、いうことではるばる熊野へ。ここに足を踏み入れたのは初めて。

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雨の降り方がザバーッツときて、その後太陽が凶暴的にギラギラ。雑草も含め植物たちも我先にとグングン伸びる。ここでは他の地域よりも、雑草対策が半端なく大変だという。

そんな御浜町に、市川夫は16年前に入植。

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カヌーをこよなく愛する男。でも農村での暮らしは自家の作業以外に、消防団始め様々な会合がたんまりあり、なかなか息抜きできない様子。私と同い年ということで、お互いに加齢に抗わず、がんばっていこうと励ましあう。

彼の書くブログはこちら→「南紀熊野見習い百姓の日常生活 blog」 

市川妻は8年前に合流。

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旦那と自然と漫画と猫をこよなく愛す、とてもユニークで楽しい人(と、書いたら本人はどう思うのだろう)。

彼女も個人で自分のまわりで起きたあれこれをブログに書いているが、時々(と、いうか頻繁に)掲載される自身が書いた漫画(へげ日記)がとても面白い。正直言って大ファン。

今回もいつのまにか被写体になっていたようで、彼女の漫画(へげ日記⑫)に私が登場していた!

ぜひバックナンバーも含めて読んでみてください↓

熊野へげたれ妻の日記

さて、市川農園はみかんと甘夏、サマーフレッシュを生産販売している。みかんはお得意様分でなくなってしまうので、当店は甘夏とサマーフレッシュをいただいている。

甘夏は市場に出回る多くは、1月とか早めに収穫し、2~3か月貯蔵をし、酸が少なくなった状態のものだと聞く。早めに収穫するので、表皮の見た目がとてもきれいなままで店頭に並べることができる。

市川農園は見た目より味勝負。ギリギリまで樹に成らせ、完熟したものを販売する。この方が断然うまい。

収穫までまだ8か月ほど先だが、甘夏の畑を見てきた。

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栽培は無農薬無化学肥料栽培。今季は病気もあまり出ておらず、今のところとても順調に生育中。春4月をお楽しみに♪

紀伊半島といえば、結構な確率で大型台風が直撃する。去年はみかんの木がバキバキになったり大変だったようだが、今年は今のところ大丈夫なよう。

さて、今回はご好意に甘えて、一泊二食付でお世話になった。

米も野菜もほぼ自給自足というのが、なんともうらやましい。

食卓にも家の前の畑でとれた、新鮮な野菜が並ぶのが当たり前の生活。

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田舎暮らしは過酷さと美しさが相まっているな~

そんなことを感じた熊野の1日でした。

熊野を後にして、尾鷲経由で松阪市飯南町の深野棚田へGo。

by 店長

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2015年10月 2日 (金)

八ヶ岳「駄楽庵(だら~ん)」再訪

この8月の終わり頃に訪れた、山野草に囲まれた野点のお店というか、茶花の園「駄楽庵(だら~ん)」。(その時の訪問記はこちら

ここは10月から4月は閉園するので、その前にもう一度!と思い、今週また行って参りました。ちょうど前回から1か月が経ち、草花の様相もかなり変化。

前回はまだほとんど見られなかった、様々な種類のホトトギスの花が一斉に開花。あとは、サラシナショウマの純白でたおやかな姿には魅了されました。

今回もオーナーの岡田一子(かずこ)さんに心尽くしのガイドをしてもらい、楽しく、満ち足りた時間を過ごさせていただきました。

では今回撮ってきた山野草の写真で八ヶ岳の秋を感じてください♪ by店長

「駄楽庵」
山梨県北杜市大泉町谷戸6701-54
営業日:5月~9月の木~土
営業時間:10時~16時
予約:0551-38-2183(完全予約制で予約は火曜と日曜の14時~18時の間のみ受付)

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2014年5月 7日 (水)

奥会津紀行 奥会津の土産物

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ぞうりぱん

大きな平たい黒棒。炭酸の強いパフっとした生地を3倍増し位の黒糖でくるんだ、手のひらサイズの駄菓子。

水分を吸い尽くされたカチカチの餡が中心に挟まっていて、よく見ないと気づかない。

ひとかけらで血糖値が急上昇。歯が軋むほどの甘さだ。

慣れてくると、黒糖の滋味ある甘みが止められず、ペロリと食べてしまう。

山奥、農作業の合間には最高のお菓子だが、手先しか動かさない都会人には厳しい。

食べる前か後に走ったほうがいい。

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伊南川の石ころ

こうせん粉を主体とした、小豆、黄な粉、くるみに、卵、バターなどモダンな材料を使った菓子。

こうせん粉のひなびた味わいが、石畳でも、砂利でもなく河原の石ころがぴったり。

洋風の隠し味が効いてて、コーヒーにもお茶にもあう。

手が汚れない配慮、ひとつまみサイズの大きさにメーカーの優しさが感じられる。

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金山町で湧き出る天然炭酸水「aQaizu(アクアイヅ)」。

国内で湧き出る天然炭酸水は貴重だそう。今度は井戸に直接行ってみたい。

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秘境羊羹

小豆がねっとり重めの本格派羊羹。500円くらいでこの質は良心的。

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「あたしも桜ごはん作るぅ~」と意気込んで買ったが、東京に戻ったらすでに葉桜であった。

フォントとか、フォルムとか、ネーミングとか、ねらってないのか、ねらってるのか、自然体な面白さに心をくすぐられる。

大量消費から離れた地方の良心的なものを見つけるのは、旅行の楽しみのひとつだ。

by  akko

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2014年5月 6日 (火)

奥会津紀行 赤べこ発祥の地 圓藏寺

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会津若松市から国道252号を金山町に行く途中、

会津柳津にある圓藏寺。

只見川を望む本尊、福満虚空藏菩薩は、岸壁に建つ要塞のようで見応えがある。

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そして、会津の民芸品、赤べこ発祥の地と言われている。

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母、満子。

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子はいなかった。離れて営業活動に行ったのだろうか。

静かな妖気を放つ本尊の隣で、首を振りふり、迎えてくれる母満子。

他にも、撫で牛の石像があり、ちょっとした牛的なテーマパークの要素あり。

柳津の名物と言えばこれ、

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あわまんじゅう。

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参道にはあわまんじゅう屋が7店舗あって、その中の一つの「はせ川屋」さんにて。

小さな参道と本尊は、ドライブの楽しい寄り道。

by akko

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2014年5月 3日 (土)

奥会津紀行~金山町・鶴亀荘~

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会津に行くと、宿泊する金山町の「鶴亀荘」。

会津若松市から国道252号を西へ2時間ほど走らせた雄大な只見川添いにある。

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