2018年 早春の神流で山仕事
西沢さんは原木椎茸の栽培を行う。その原木は自分の山で育てているナラの木だ。だいたい30年くらいかけて10メートル以上になった木をチェーンソーで伐倒。それを80センチくらいの幅に伐り、トラックの荷台まで運び入れ、農園内の保管場所まで搬送する。
今年は70本くらいのナラを伐り、500本強に伐り分けた原木の丸太を、山の急斜面から地上に転がしたり、投げたりしながら山の下のトラック際まで運ぶ。この丸太、重いもので40kgはあるので、半端なくきつい。
私は年に1回だが、こんなハードな作業を50年以上淡々と続けている、西沢さんは文句なしに尊敬! もちろん体力に応じて、年々少しずつ扱う本数は減らしているとのことだが、西沢さんが止めるまではこの作業にお付き合いさせていただこうと思っている。
作業の後は、労をねぎらい酒宴♪
手作りの豆腐、こんにゃく、うどんなど、原材料も自分の畑でとれたもの。奥様の良子さんのよる、素朴で豊かでめちゃくちゃ美味しい料理のオンパレード。
ですが、写真はまったく撮り忘れ。
翌朝、裏の畑を見てみるとフキノトウがポッコポコ!
好きなだけ採っていっていいよ!と言われ、夢中で腰が痛くなるまで採らせていただきました。このフキノトウは、「春いぶき」という、苦みのやや少ない、おいしい品種。
ちょうど翌火曜日に野菜の発送があったので、少量ずつにはなりましたが、春の香りが届いているといいなぁ。
さて、西沢家には「モモ」という名の、それはかわいい雄犬がいつも出迎えてくれていたのですが、16歳で昨夏に亡くなっていました。多分私が初めて彼に会ったときは、まだまだ幼児くらいだったと思いますが、犬年齢だと相当のお歳になっていたのですね。
お孫さんが描かれた素敵な絵が玄関に飾ってありました。
モモ、今までありがとう!
生前のモモ。なんかいつも笑っているような顔だったなぁ。
by 店長
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