« 稽古始め | トップページ | 茶道新年初稽古 »

2011年1月 7日 (金)

柾のお正月料理

P10508121

出汁取り教室でお世話になっている「柾」さんにお正月料理を食べに行ってきました。

2011年 新春「御献立」より

P10508101

凌ぎ 雪したふきのとう

もっちり、柔らかいご飯を掻き分けると、中に苦~い蕗の薹味噌がちょっぴり隠れています。この蕗の薹が苦いの、なんのって。でも、このちょっぴりがじ~んと新春を体に感じさせてくれるのです。う~ん、粋な演出。

この蕗の薹は秋田のマタギ河田さん(店長の友人)に採取してもらったそうで、河田さんの負けず嫌い加減が見え隠れします。(どうやって採取したのだろうか)

P10508111

昆布清まし

利尻昆布の「清まし」としか言いようのない、きれいで強い味。昆布茶ですよ。昆布茶と違うのは、これで酒が飲めるところ。もちろん、出汁取り教室で取る出汁とは全く違います。

この「凌ぎ」についてくるのが「鳳凰美田 芳」という柾さんにしては、甘くてフルーティーな酒。この食前酒的甘い日本酒が、苦い蕗の薹と、甘い昆布清ましと良く合うのです。

P10508131

肴 からすみ

なんと、手作りのからすみ!酒飲みでない私はからすみなんて長崎のお土産でしか食べたことがなく、美味しいと思ったことはないのですが、このねっちり歯にまとわりつく食感、濃縮された味。な、なんじゃこの味は?ここにあわせるのは辛口の酒で、これで酒が飲めないとは言ってられず、ついつい杯がすすみます。

干しもどし数の子

という貴重な一品もあったのですが、写真なし。

数の子というのは塩蔵が当たり前だと思っていたら「干し」というのもあったんですね。戻すのに2週間かかるそうで、大変手間のかかる方法で皿の上にあがってきます。

というか、柾さんに出てくる料理は食べるのは数時間の出来事ですが、どれも数週間、数か月という大変手間と時間をかけたものばかり。また厳選された食材が柾さんの元に届く過程を考えると、それはもう、気の遠くなる時間と確率。このような仕事をしてくださる職人さんが身近にいるというのは大変有り難いことだなぁ、と思います。

P10508151

かぶら蒸し

本当のかぶら蒸しを初めて食べました。これは蕪のスフレなんですね。ふんわり、蕪の甘みと、中の魚の塩味と脂が混じると美味しいですね~

P10508161

赤むつの西京焼き

P10508171

開運雑煮

だいこん、にんじん、と「ん」がたくさんつく野菜が入った雑煮。餅が、家で搗いた餅みたいで美味しかったなぁ。

開運、開運。正月からこんなに丁寧で美味しいものを頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

|

« 稽古始め | トップページ | 茶道新年初稽古 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 稽古始め | トップページ | 茶道新年初稽古 »